エルサレム神殿

エルサレム神殿

ソロモンはエルサレムのモリヤ山で、主の神殿の建築を始めた。(歴代誌下3:1a)

▶王室の廊は、160本の柱が4列に立っている長い回廊(長くて折れまがった廊下)で、いけにえの動物が売られ、また、両替人たちが商売をしていた。後に、真ん中の場所でサンヘドリン(議会)が持たれた。

▶婦人の庭は、数千人の礼拝者(男女)が入ることができたが、女性はこの先には行けなかった。

▶神殿にはユダヤ教の信仰をもった異邦人が礼拝する異邦人の庭と呼ばれる外庭とユダヤ人だけが入れる庭との間に神殿の四方を囲む「ソレグ」(→「隔ての壁」)と呼ばれる低い大理石の壁があり、そこには「これより中に入る異邦人は、死刑に処す」と記された警告の札が付けられていた。

神殿北側に隣接する堂々たるアントニアの城塞(要塞)は、祭時などにおける神殿でのトラブルに対応するために駐在したローマ軍の基地で名ばかりの軍が居住(500~600人)し、生活に必要な施設がある小さな町であった。

▶聖所には金の燭台(=メノラー、打ち出し造り)と聖なるパン(→神が神殿に臨在することを表す)のための金の机(聖卓:歴代誌下4:8)、香を供えるための香の壇(金の祭壇:列王記上7:48)があった。

▶聖所と至聖所は、青、紫、緋色の糸で刺繡(ケルビム)された亜麻布の垂れ幕で仕切られていた。

※1:使徒たちの手によって、多くのしるしと不思議な業とが民衆の間で行われた。一同は心を一つにしてソロモンの回廊に集まっていたが、ほかの者はだれ一人、あえて仲間に加わろうとはしなかった。しかし、民衆は彼らを称賛していた。(使徒言行録5:12~13)