新しい天と新しい地、聖なる都、新エルサレム(新しい地の首都)
ユダヤ人=イスラエル人=ヘブライ(ヘブル)人
ヘブライ人への手紙9:4、そしてヨハネの黙示録8:3、9:13等について
サタン(この世の君/この世の支配者)
メディア人ダレイオス
聖書に登場する「イエスの死と復活、そして再臨」
(再臨についてのイエスの予告を含む)
◆人の子が来る マタイによる福音書24:29~31
「その苦難の日々の後、たちまち/太陽は暗くなり、/月は光を放たず、/星は空から落ち、/天体は揺り動かされる。30そのとき、人の子の徴が天に現れる。そして、そのとき、地上のすべての民族は悲しみ、人の子が大いなる力と栄光を帯びて天の雲に乗って来るのを見る。31人の子は、大きなラッパの音を合図にその天使たちを遣わす。天使たちは、天の果てから果てまで、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。」
◆人の子が来る マルコによる福音書13:24~27
「それらの日には、このような苦難の後、/太陽は暗くなり、/月は光を放たず、25星は空から落ち、/天体は揺り動かされる。26そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。27そのとき、人の子は天使たちを遣わし、地の果てから天の果てまで、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。」
◆人の子が来る ルカによる福音書21:25~28
「それから、太陽と月と星に徴が現れる。地上では海がどよめき荒れ狂うので、諸国の民は、なすすべを知らず、不安に陥る。26人々は、この世界に何が起こるのかとおびえ、恐ろしさのあまり気を失うだろう。天体が揺り動かされるからである。27そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。28このようなことが起こり始めたら、身を起こして頭を上げなさい。あなたがたの解放の時が近いからだ。」
◆最高法院で裁判を受ける マタイによる福音書26:57~68
人々はイエスを捕らえると、大祭司カイアファのところへ連れて行った。そこには、律法学者たちや長老たちが集まっていた。58ペトロは遠く離れてイエスに従い、大祭司の屋敷の中庭まで行き、事の成り行きを見ようと、中に入って、下役たちと一緒に座っていた。59さて、祭司長たちと最高法院の全員は、死刑にしようとしてイエスにとって不利な偽証を求めた。60偽証人は何人も現れたが、証拠は得られなかった。最後に二人の者が来て、61「この男は、『神の神殿を打ち倒し、三日あれば建てることができる』と言いました」と告げた。62そこで、大祭司は立ち上がり、イエスに言った。「何も答えないのか、この者たちがお前に不利な証言をしているが、どうなのか。」63イエスは黙り続けておられた。大祭司は言った。「生ける神に誓って我々に答えよ。お前は神の子、メシア(→メシアはヘブライ語[マシアハ]で選ばれた者、油注がれた者)なのか。」64イエスは言われた。「それは、あなたが言ったことです(→口語訳:あなたの言うとおりである/聖書協会共同訳:それはあなたの言ったことだ/リビング・バイブル:あなたの言ったとおりです)。しかし、わたしは言っておく。あなたたちはやがて、/人の子が全能の神の右the right hand of powerに座り※1、/天の雲に乗って来るのを見る。」65そこで、大祭司は服を引き裂きながら(→律法では、大祭司は悲しみを表すのに衣服を裂くことは禁止されていた=レビ10:6、21:10)言った。「神を冒瀆した。これでもまだ証人が必要だろうか。諸君は今、冒瀆の言葉を聞いた。66どう思うか。」人々は、「死刑にすべきだ」と答えた。67そして、イエスの顔に唾を吐きかけ、こぶしで殴り、ある者は平手で打ちながら、68「メシア、お前を殴ったのはだれか。言い当ててみろ」と言った。
※1:イエス・キリストが神の全権を委任され、すべてを統治(支配)される。
※※※→(例)左大臣(日本)
◆最高法院で裁判を受ける マルコによる福音書14:62
イエスは言われた。「そうです。あなたたちは、人の子が全能の神の右the right hand of powerに座り、/天の雲に囲まれて来るのを見る。」
◆最高法院で裁判を受ける ルカによる福音書22:69
しかし、今から後、人の子は全能の神の右に座る。」
*********************以上、十字架までの聖書の記述********************
◆イエスの死 マタイによる福音書27:45、46、50~53
さて、昼の十二時に、全地は暗くなり、それが三時まで続いた(→Now from the sixth hour there was darkness over all the land unto the ninth hour)。46三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」(→詩編22:2)これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。・・・50しかし、イエスは再び大声で叫び、息を引き取られた(→ルカ23:46=イエスは大声で叫ばれた。「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。」こう言って息を引き取られた)。51そのとき、神殿の(聖所と至聖所を区切る)垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂け、地震が起こり、岩が裂け、52墓が開いて、眠りについていた多くの聖なる者たちの体が生き返った。53そして、イエスの復活の後、墓から出て来て、聖なる都に入り、多くの人々に現れた。
→ヨハネによる福音書19:28~31 この後、イエスは、すべてのことが今や成し遂げられたのを知り、「渇く」(→詩編22:16)と言われた。こうして、聖書の言葉が実現した。29そこには、(十字架刑の苦しみを和らげ、死を早めるための)酸いぶどう酒(→マタイ27:34)を満たした器が置いてあった。人々は、このぶどう酒をいっぱい含ませた海綿をヒソプに付け、イエスの口もとに差し出した。30イエスは、このぶどう酒を受けると、「成し遂げられたIt is finished」と言い、頭を垂れて息を引き取られた。
◆主は来られる テサロニケの信徒への手紙一4:14~18
14イエスが死んで復活されたと、わたしたちは信じています。神は同じように、イエスを信じて眠りについた人たちをも、イエスと一緒に導き出してくださいます。15主の言葉に基づいて次のことを伝えます。主が来られる日(→パルーシア:ギリシア語)まで生き残るわたしたちが、眠りについた人たちより先になることは、決してありません。16すなわち、合図の号令がかかり、大天使(→ミカエル)の声が聞こえて、神のラッパが鳴り響くと、主御自身が天から降って来られます。すると、キリストに結ばれて死んだ人たちが、まず最初に復活し、17それから、わたしたち生き残っている者が、空中で主と出会うために、彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられます。このようにして、わたしたちはいつまでも主と共にいることになります。18ですから、今述べた言葉によって励まし合いなさい。
◆主の来臨の約束 等
※ペトロの手紙二3:10 主の日は盗人のようにやって来ます。その日、天は激しい音をたてながら消えうせ、自然界の諸要素は熱に熔け尽くし、地とそこで造り出されたものは暴かれてしまいます。
※ヨハネの黙示録1: 7 見よ、その方が雲に乗って来られる。すべての人の目が彼を仰ぎ見る、/ことに、彼を突き刺した者どもは。地上の諸民族は皆、彼のために嘆き悲しむ。然り、アーメン。
※ヨハネの黙示録6:16~17 山と岩に向かって、「わたしたちの上に覆いかぶさって、玉座に座っておられる方の顔と小羊の怒りから、わたしたちをかくまってくれ」と言った。17神と小羊の怒りの大いなる日が来たからである。だれがそれ(→再臨)に耐えられるであろうか。
※ヨハネの黙示録14:14~20 鎌が地に投げ入れられる(裁きの執行)
また、わたしが見ていると、見よ、白い雲が現れて、人の子のような方がその雲の上に座っており、頭には金の冠をかぶり、手には鋭い鎌を持っておられた。15すると、別の天使が神殿から出て来て、雲の上に座っておられる方に向かって大声で叫んだ。「鎌を入れて、刈り取ってください。刈り入れの時が来ました。地上の穀物は実っています。」16そこで、雲の上に座っておられる方が、地に鎌を投げると、地上では(キリスト者の)刈り入れが行われた。17また、別の天使が天にある神殿から出て来たが、この天使も手に鋭い鎌を持っていた。18すると、祭壇のところから、火をつかさどる権威を持つ別の天使が出て来て、鋭い鎌を持つ天使に大声でこう言った。「その鋭い鎌を入れて、地上のぶどうの房を取り入れよ。ぶどうの実は既に熟している。」19そこで、その天使は、地に鎌を投げ入れて地上のぶどうを取り入れ、これを神の怒りの大きな搾り桶に投げ入れた。20搾り桶は、都の外で踏まれた(→神の救いの及ばない領域で神の敵対者たちが滅ぼされた)。すると、血が搾り桶から流れ出て、馬のくつわ(→馬の胸ほどの高さ)に届くほどになり、千六百スタディオン(≒300㎞→全世界)にわたって広がった。
◆白馬の騎手 ヨハネの黙示録19:11~16
そして、わたしは天が開かれているのを見た。すると、見よ、(勝利の象徴である)白い馬が現れた。それに乗っている方は、「誠実」および「真実」と呼ばれて、正義をもって裁き、また戦われる。12その目は燃え盛る炎のようで、頭には多くの王冠があった。この方には、自分のほかはだれも知らない名が記されていた。13また、血に染まった衣を身にまとっており、その名は「神の言葉」と呼ばれた。14そして、天の軍勢が白い馬に乗り、白く清い麻の布をまとってこの方に従っていた。15この方の口からは、鋭い剣が出ている。諸国の民をそれで打ち倒すのである。また、自ら鉄の杖で彼らを治める。この方はぶどう酒の搾り桶を踏むが、これには全能者である神の激しい怒りが込められている。16この方の衣と腿のあたりには、「王の王、主の主」という名が記されていた。
◆キリストの復活 コリントの信徒への手紙一15:3~8
最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおり①わたしたちの罪のために死んだこと、4②葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり③三日目に復活したこと、5④ケファ(=ペトロ)に現れ、⑤その後十二人(の弟子たち)に現れたことです。6次いで、⑥五百人以上も兄弟たちに同時に現れました。そのうちの何人かは既に眠りについたにしろ、大部分は今なお生き残っています。7次いで、⑦(イエスの弟)ヤコブに現れ、その後⑧すべての使徒に現れ、8そして最後に、月足らずで生まれたような⑨わたしにも現れました。
◆死者の復活 コリントの信徒への手紙一15:20~26
しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。21死が一人の人によって来たのだから、死者の復活も一人の人によって来るのです。22つまり、アダムによってすべての人が死ぬことになったように、キリストによってすべての人が生かされることになるのです。23ただ、一人一人にそれぞれ順序があります。最初にキリスト、次いで、キリストが来られるときに、キリストに属している人たち、24次いで、世の終わりが来ます。そのとき、キリストはすべての支配、すべての権威や勢力を滅ぼし、父である神に国を引き渡されます。25キリストはすべての敵を御自分の足の下に置くまで、国を支配されることになっているからです。26最後の敵として、死が滅ぼされます。
◆復活の身体 コリントの信徒への手紙一15:51~53
わたしはあなたがたに神秘を告げます。わたしたちは皆、眠りにつくわけではありません。わたしたちは皆、今とは異なる状態に変えられます。52最後のラッパが鳴るとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は復活して朽ちない者とされ、わたしたちは変えられます。53この朽ちるべきものが朽ちないものを着、この死ぬべきものが死なないものを必ず着ることになります。
白い衣とは・・・
新しいエルサレム
新約聖書に記されている予告
聖書預言の象徴 PDF版
肉(体)、霊、魂、心 等
聖書は真理の事実の証し
義人であると同時に罪人です(ルター)
「主」と「神」
[テキスト]
▶「主」(旧約聖書および新約聖書、固有名詞)=「YHWH」(ヘブライ語)=「ヤハウェ」、「ヤーヴェ」
旧約聖書および新約聖書(マタイ1:20他)における唯一神の名で、ヘブライ語の4つの子音文字「YHWH」で構成され、「神聖四文字」または「テトラグラマトン」と呼ばれます。旧約聖書では、「主」(ヘブライ語ヤーウェ)は、「天地の造り主」、「唯一、真の神」を指します。ユダヤ人たちは畏敬の念から、「YHWH」という名を口に出すことを恐れ、使うことを遠慮するようになり、「YHWH」は「アドナイ」(=我が主)と置き換えて読むようになりました。このため、「YHWH」に代わって「アドナイ」が「神の名」を表す固有名詞とになりました。これが、ギリシア語訳聖書では、「主」を意味する「キュリオス」が「YHWH」に相当する「神」として用いられました。
これがキリスト教にも踏襲され、「主」「Lord」が「YHWH」に相当する「神」の固有名詞として用いられています(→原文において「יהוה(ヤハウェ)」とある箇所を「主」と訳しています)。
→創世記2:8 主なる神は、東の方のエデンに園を設け、自ら形づくった人をそこに置かれた。Now the Lord God had planted a garden in the east, in Eden; and there he put the man he had formed.
▶「神」(普通名詞)=「エロヒムElohim」(「神」「神々」)
「神」(普通名詞)の原語は「神」または「神々」を意味する「エロヒムElohim」(セム族最古の最も広く用いられた神名El〈エル、元来、「神」「判事」「力」「一切の支配者」、「創造主である唯一の全能の神」を意味する〉の複数形Elohimになっているが、イスラエル人の神を示すときは唯一の神を意味し、単数として扱う)で、異教の神を表す際にも使われています。
→創世記1:1
初めに、神は天地を創造された。In the beginning God created the heavens and the earth.
▶「主」(新約聖書、固有名詞)=「イエス」=「メシア」=「キリスト」=「救い主」
新約聖書では「YHWH」としての「主」(マタイ1:20他)という意味ばかりでなく、「主」=「救い主」として使われています(使徒言行録2:36b他)。
例えば、「イエスは主である」と言う時、「イエスは、私たちのためにこの世に来られた神であり、神の救いの恵みに私たちを与らせる仲介者、また恵みの契約を保証してくださる方」という意味があります。
→使徒言行録19:5
人々はこれを聞いて主イエスの名によって洗礼を受けた。On hearing this, they were baptized in the name of the Lord Jesus.
→フィリピの信徒への手紙2:11
すべての舌が、「イエス・キリストは主※1である」と公に宣べて、父である神をたたえるのです。and every tongue acknowledge that Jesus Christ is Lord,to the glory of God the Father.
※1:あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシア(→Messiah、ギリシア語訳が「クリストス」=キリスト=救い主)となさったのです(使徒言行録2:36b)。
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聖書(新共同訳)に「成し遂げられた」は16聖句(16か所)に登場する。
→旧約聖書:11聖句、11カ所 / 新約聖書:5聖句、5カ所
罪って何だ!
聖書には「罪」という字が1000以上も登場します。それを整理すると・・・。
サタンSatan